ウォータージェット工法

ウォータージェット工法

ウオータージェットの工法とは

超高圧ポンプで放出する水で石綿を含んだ壁面、床面など表面の塗装を除去する工法です。アスベストの除去だけでなく塗膜除去や公共施設の維持管理に利用されている今注目の工法です。
ウォータージェット工法は超高圧の水がコンクリート・鉄・塗装などを粉砕します。従来の解体作業や剥離作業で発生していた火花や粉塵などの害もなく安全に作業をすすめることが可能となります。

所有設備:スギノマシン スギノジェットポンプJPHP HI-JET 3000


 

従来のアスベスト除去との違い

従来のアスベスト除去作業では、剥離剤や飛散抑制剤を使用し、研磨機で剥離していましたが、ウォータージェット工法では剥離剤や飛散抑制剤を使わず水のみを使用する為、環境にも優しく、従来研磨機で剥離しきれなかった下地調整材や厚膜塗装も綺麗に除去できます。また、剥離後の廃材は強力に吸引し分別・袋詰めされ、排水はろ過後PH処理し排出される為、人体や環境にも優しいです。

メリット

メリット1 低振動
超高圧水噴出時に発生する反力のみのため振動が少なく、打撃破壊による施工に比べ大幅に振動を解消できます。従来の打撃破壊機器を使用した解体工事の場合作業員への体の負担が大きくなるため、連続作業時間が法律で定められています。それに対しウォータージェット工法の場合は作業員への体の負担が少なく連続作業が可能となり工期の見通しも立てやすくなることが大きなメリットのひとつとなります。


メリット2 コンクリート構造物への影響が少ない
ウォータージェット工法は水の力でコンクリートを粉砕します。対象物に与える変形、ひずみ、残留応力が少なく、マイクロクラックもほとんど発生しないため、構造物への影響が少ないという特徴があります。


メリット3 工事の安全性
火気厳禁の現場にも安全に対応し危険を大幅に減らし、より良い作業環境が生まれます。一般的な現場でも火花・粉塵などの害もなく安全な作業環境を提供いたします。

システム概要図

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